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2021年のうちわ祭

 今年も暑い日が増えてきて、うちわ祭が近づいてきました。

 昨年に続き、新型コロナウイルスの猛威は収まるところを知らず、東京都など9都道府県で緊急事態宣言が6月20日まで延長されました。幸いにも埼玉県の北部は蔓延防止法の対象からも外れており、熊谷市では1日の感染者は約1~2名で推移しています。

 今年のうちわ祭の年番区は荒川区です。筆者も副大総代として昨年より引き続き取り組んできました。日本国内の状況や埼玉県、熊谷市のコロナの状況で一喜一憂しながら、準備をしてきましたが、残念ながら今年も神事のみのお祭となりました。

 本来、京都八坂神社の祇園祭も熊谷のうちわ祭も『厄病退散』のためのお祭です。うちわ祭では、山車・屋台の上で「お囃子」の大きな音を出し、厄病を追い出す目的もあったやに聞いておりますが、今年はそれも出来ません。

 残念なうちわ祭になりましたが、年番区としては少しだけのサプライズを計画しております。

 「新しい生活様式」として、来年以降も従前と同じうちわ祭は出来なくなることに無いよう神様の御加護を祈るばかりです。今年は『神威治六合』(しんいりくごうにあまねし)という言葉を、八坂神社の宮司様より頂きました。神様の御利益が(威厳)が東西南北天地六つの方向に向けられ、世界中、更に宇宙まで、祭りを通じて及ぼされる(行き渡る)、という意味だそうです。

 まさに、コロナ過で苦しむ全世界に向けた言葉ではないでしょうか?

 コロナに収束を祈ると共に、今年のうちわ祭での神事挙行にご理解を賜りたいと思います。

      

2021年6月4日A-Shin.ねっと
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