新しい自動車保険
令和4年1月1日から自動車保険の改定に伴い、保険料が引き下げとなります。また、車両保険に新しい特約が出来ます。他にも保障の充実が行われます。
多くの方が車を買う際、ローンを組むかリースやサブスク契約を結んでいると思います。しかし、事故や水災で全損扱いとなった場合、ローン等の支払いだけが残ってしまうというのも現実です。車が手元にないのにローンだけを支払い続けるという悲惨な状態に陥ってしまいます。
全損とは、例えば事故で車がぶつかった際に燃えてしまったとか、エンジンまで損傷してしまい修理するのに現在の車の価値を超えてしまったり、大雨で車が水に浸かってしまったりなどがあります。最近の車はハイブリット車などのハイテクな車が多く、車のICT化でセンサーやカメラなど部品代も非常に高くなっており、ちょっとした事故でも修理代はかなり高額になっています。
今現在は新車で車を買って、車両保険を付ける際に車両新価保険特約(新車特約)といって車の修理費が新車価格の50%を超えた場合、5年間は新車購入金額が下りてくるといった特約があります。
車は経年と共に新車から価値が毎年下がってしまいます。例えば新車で200万円の車も、1年経つと170万円、2年経つと145万円、5年では約半分になってしまいます。
まして、6年目では同じ新車を買い替えるのに100万円以上が必要になってしまいます。
そこで、1月より「車両全損時復旧費補償特約」が付帯できるようになりました。これは、6年目からは車両保険の金額の範囲で、最高100万円まで車両保険に上乗せできます。
つまり、先程の200万円の車の場合、6年目での車両保険は90万円ですが、この特約で更に90万円が保証され、180万円が受け取れることになります。新車でも20万円の追加費用で済むのです。全損時では臨時費用も車両保険の10%出てきますので、諸費用も軽減できます。
この特約は、自家用普通・小型自動車で月々500円とお得な費用で保証されます。
是非この際ご検討をお願いします。詳しくは弊社スタッフまで。
2021年12月13日
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